
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル技術を活用して、仕事のやり方を変えることで、人々の生活を豊かにするものです。人材不足か課題の中小企業でも、その会社に合ったDXを進めていけるよう、網走商工会議所は支援をしています。
業務の効率化のイメージが強いDXですが、リアルタイムな数値チェックができたり、これまで見えていなかった経営の重要情報が見えてきたり、いつでもどこでも仕事ができたり、その可能性は無限大です。
紙を減らすのではなく、紙がなくても大丈夫な仕事のやり方を実現するものがペーパーレス化です。会社に戻らないとわからない情報がいつでもどこでも参照出来たり、会議のたびに紙を印刷していたコストや時間が削減できます。
たとえばテレビ会議。zoomなどに代表されるオンライン会議システムを活用すれば、離れているお客様ともコミュニケーションができます。会社で会議をするときも、全員のスケジュール調整はとても大変。空き時間を見つけて会議をすることができれば、業務効率の改善につながります。
入力業務をクラウド化すれば、リアルタイムなデータを見ることが出来ます。いつも大変だった集計も、システムが自動でやってくれれば人間はラクラク。さらに可視化された情報に基づいて経営判断も可能です。仕事の質が大きく向上します。
企業によって、様々な取り組みがございます。
一例をご紹介します。
害虫駆除事業を展開する同社では、写真管理や紙伝票の転記作業に多くの時間と手間がかかっていました。様々なツールを試した結果、建設業向けクラウドシステム「サクミル」を導入し、ペーパーレス化に踏み切りました。また、スマートフォンに標準搭載されている音声入力機能を活用して、デジタルデバイド対策の実施も準備ができました。
現場別の日報や時間集計に課題を抱えていた企業様です。同じ内容を多くのExcel帳票に転記する作業に時間がかかっていました。そこで、紙データの分析から理想の業務フローを策定。クラウドサービス等も検討しましたが、自社に合うものを求めシステム開発に着手しました。理論上、業務工数は1/7になる見込みです。
タブレットを活用したシステム化でペーパーレス化を推進しています。前年度は3帳票、本年度は3帳票のペーパーレス化を達成し、書庫を半分に削減するほどの効果が出ています。この実績を基に、DXセレクション2025にも応募しました。社内のサーバーにおいても、運用強化を進めています。
参照:経済産業省 「DXセレクション2025」の募集を開始しました
今後のデジタル化を見据え、社内整備を積極的に進めています。規則の見直しや社員教育の仕組みを検討する中で、まずはタブレットを活用した業務日報システムの導入に着手。社員教育にも意欲的に取り組みながら、会社のPRを強化するためWebサイトのリニューアル企画も実施しています。網走の魅力を発信する取り組みにも力を入れている、地域活性化にも貢献する企業様です。
雑貨小売業の同社では、来店促進のための企画立案から効果測定までを標準化し、LINEを活用した顧客化を実現する運用フローが整備されました。インスタグラムを活用し、商品写真や店舗情報を発信し、新規顧客獲得を目指します。課題となっていた運用担当者の採用も進み、今後は、雑貨店特有の顧客サービスを充実させ、更なる来店促進を進める予定です。これらの取り組みを通じて、顧客との関係性を強化し、売上向上を目指しています。
商店街全体の販売促進推進が課題で「Lステップ」の活用を検討されておりました。 各店舗に来店する顧客属性に合わせたキャンペーンを実施することで、より効果的な販売促進を目指し、時期・季節に応じた商店街イベント: 時期や季節に合わせた商店街イベントを企画・配信することで、顧客の来店を促進する運用設計を行いました。現在は販売促進を実施するための人員確保を進めています。
■自社の業務が煩雑…
■色々なツールが世の中にあるけど、自社にあうのかどうかわからない…
■紙がとにかく多い…
経営者様に置かれましては、様々な悩みをお持ちだと思います。
いきなりシステムやソフトウェアを購入する前に、その会社毎にあったDXを一度一緒に考えてみませんか?ご相談は無料です。
お問合せ先
網走商工会議所 DX推進特別委員会
0152-43-3031
「DXの伴走支援のページを見た」
とお伝えください。